全てはこの電車から始まった
今から4年前の平成26年…私が正式に近江神宮へ御朱印 *1 というものを頂きに行ったことが、「かるた」 (小倉百人一首) において全ての始まりだったと思います。
するとそこはアニメキャラがわんさか描かれてまして、それが「ちはやふる *2 」とは知らずに「ふ~ん」としか思わず、「さっさと御朱印もらって帰ろ!」と考えていました。
↑平成28年の御朱印ですが、その2年前に実はボ~っと、フラ~~っと近江神宮へ参りました。
その帰り、また先ほどのキャラクターラッピング電車に遭遇。「京阪 *3 はアニメキャラ好きやな~!」と思いながら乗ると、そこは百人一首の世界が!
しかし 当時の私は、百人一首というものがこの世に存在する事すら知らないおバカさんでした。「滋賀県は短歌が流行ってるのか~。」というすごくバカな感想しか思い至らなかったのは今でも後悔…。教養不足もいいところですね "(-""-)"。
でも 念願 (?) の御朱印をゲットし、「さぁ~て、呉 *4 に帰るか!」と近江神宮を後にしたのですが、その帰りもまた「ちはやふる電車」*5 に乗ることに。(後で調べたら、かなりレアな乗車確率だということが分かった。)
ここまでフツ~な人生 (?)。特に趣味もなく、ただお小遣いを貯めては京都 *6 付近を旅する京都男子、しかも御朱印ボーイです。
その後 急展開するのは随分経って呉に帰った後です。暇なのでアマゾンで「面白い漫画ないかなぁ~」なんて適当に探してましたら、あの「ちはやふる」(この時初めて題名を知りました)
「…?あのマンガじゃん!」ということで手に取ってみたところ、これが面白い。
かるたっていわゆる「いろはがるた」しか知らなかったので、まず「かるたやりたい!!!」即興味が湧き「さてはて??どこに行けば出来るのかしら?」という疑問からスタートいたしました。
「そうだ!出版元の講談社に電話を掛けてみよう!」(我ながらすごくチャレンジャー!)
で聞いたところ、全日本かるた協会を紹介され、すぐまた電話する!(ホント無礼極まりない)
そしたら広島県協 *7 の担当者の電話番号教えられ、また掛ける。。。そうして念願のかるた会への一歩がついたわけですが…。
ここで、本人も物凄く大事なことを忘れてます!
百人一首、一首も知らないというスッゴイあほな事実を!!!
当然、先方からは百首覚えてください、という極々当たり前の返答を頂き「はい、分かりました~。」と快諾するも、さてはて、どう覚えるか、、、
本はあさり、札も揃え、あ~だのこ~だの気づけば半年経ってようやく百首覚えましたよ!
それで 広島市内の某かるた会に参加し、自信満々でかるたで遊べる(当時は遊ぶという感覚だった)と見学したら、ムッチャ早く取るじゃない!!!ナニコレ???
会の参加者に聞くと「決まり字 *8 さえ聞こえれば取れるんですよ。」と。
「ナニ????、決まり字???」
さ~~~~て、私の頭は大混乱が始まりましたよ!!!
半年かけて上の句全部覚えて、この札はナニナニで、この札はコレコレでとかね、そういう風に覚えたんですよ。
その努力が全て崩壊した瞬間!百首覚えろって聞いたから覚えたのに、そんな裏技があったとは |д゚)
なので 再スタート確定!
私の性格から、フツ―なら諦めるところですが、なんとなくムカついてきたので、こうなったら意地じゃ!!!と 珍しく執念が燃え始めたのです。
そこから超絶スピードで決まり字を覚えて札流しを3分 *9 を目指す。
でも世の中、甘くないですね。仕事帰りに集中力なんてありゃしない。しかも札流しも17分とか、今から考えると良く我慢したと自分でも褒めてやりたいです。
当然3分なんて夢のまた夢の如し。。。
そのうち10分切れて、7分、5分、で、3分。
ここいらでかるた会行ってみるかと気づけばまた半年かかりました。つまり超初心者を1年やってた訳です!!(スゲー無駄な努力家だと思います。)
そんなこんなで、無事広島市内の某かるた会に入会することになりました。
続きの苦労話はまた…。
こちらは近江神宮本殿
当時は全く知りもせず、かるたのメッカ勧学館 *10 もしっかりチェックしていました。。。